TOP > キョーエイ産業株式会社 > キョーエイ産業株式会社(広島県)−7/18に倒産。負債87億3713万円。

キョーエイ産業株式会社(広島県)−7/18に倒産。負債87億3713万円。

倒産予知 あぶない企業を見抜く!
明日倒産するのはどの会社か? 倒産予知の勘所を学ぶ

企業再生のすべて
企業の再生に向けてのシナリオと実務 Q&Aなど

四季報をよむ
株で成功するには四季報の徹底活用が必要

帝国データバンク
帝国データバンクが教える危ない会社とは・・・

倒産会社情報

キョーエイ産業(株)は、7月18日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。負債は87億3713万円でした。

申請代理人は松尾慎祐弁護士(東京都千代田区内幸町1-1-7、電話03-5511-4400)ほか7名となっています。

キョーエイ産業(株)は、資本金5億8916万5000円、広島市安佐南区西原6-1-1、石田淑行社長、従業員145名の会社で、1975年(昭和50年)3月に建築工事・不動産賃貸業者としてスタート。賃貸マンションの建設をはじめ、88年には「一括借上システム」(施主との間に、同社が査定した賃料で建物の全室と駐車場など一括して借り上げる契約)を先駆けて導入したことによる効果と、不動産の有効活用を提案する営業戦略で事業を急速に広げていきました。99年6月に株式店頭公開(現・ジャスダック)をなしてよりは、営業の拠点を広島市近郊から福岡、福山、東京等にも開設していったことで、売り上げ規模は地元業界でも相当なものとなり、2005年3月期には年売上高約126億3000万円の実績を示していました。

その後、同業者との競争過多等による収益の低調さと、財務基盤の脆弱さ、運転資金等の外部資本への依存が露呈してきました。その改善のためもあり、2005年以降はM&Aを東京・大阪地区で実施。新規市場の開拓(高齢者向け市場の開拓)や、投資用分譲マンション等の不動産販売事業を進める中、2008年3月期は約197億1200万円の年売上高の実績を示しました。

しかし、不動産購入資金などを借入金で補っていたためと、不動産市況の低迷もあり、同社の資金繰りは急速に悪くなり、販売用不動産以外の資産売却を実施して借入金残高を減らしていきましたが、根本的な改革には至りませんでした